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明治末期に制作された、皇室献上品級の菊花摘み模様を施した手作りの純金製茶壺です。重量は770gで、未使用のまま新品同様の状態を保っています。純度は999と非常に高く、代々受け継ぐことができる貴重な逸品です。作者は金工作家の大淵武則(号:光則)で、彼の卓越した技術と美意識が反映された作品となっています。
大淵武則(号:光則)の略歴:
1932年(昭和7年):富山県に生まれる。
1948年(昭和23年):銀器界の名門、早川徳太郎師の門下で修業を開始。
1970年(昭和45年):イタリアにて銀器工芸を学ぶ。
1975年(昭和50年):第1回東京銀器新作コンクールにて最高賞「東京都知事賞」を受賞。
1979年(昭和54年):第5回日宝連全国統一創作品コンクールにて最高賞「内閣総理大臣賞」を受賞。
1996年(平成8年):黄綬褒章を受章。
2004年(平成16年):旭日双光章を受章。
2019年(令和元年):次世代の職人の育成と伝統技術の継承を目的に、ブランド「光則」を創設。
大淵武則氏は、数々の受賞歴と皇室献上品の制作実績を持つ、日本を代表する金工作家です。
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