フランスのファッション・ブランドで、いまは香水メインの「フランク・ボクレ」。
フランス人のフランクが、2011年にパリに立ち上げたもので、それまでは布関係の仕事や、ウンガロのアーティスティック・ディレクターなどをしていたようです。ファッション・ビジネス系のブランドで、ミッシェル・クランやアニエス・ベー的なコンセプトといえます。公式サイトはセミプロ感があって新鮮です。

こちらは、そんなフランク・ボクレのフレグランス・ラインから、2013年に発売されたメンズ香水です。
日本はもちろん、海外でもとてもマイナーでレアなので、お求めはお早めに。

香りはスパイシー・ウッディーの香調がベース。オーソドックスなテイストにしあげられております。
ジンジャー、クミン、カーネーションなどが、スタイリッシュなスパイシー・ノートを香り立たせるトップから、
ウードなどが、スピリチュアルなウッディー・スウィートを湧き立たせるミドルへ。
ラストはシダーウッドやパチョリなどが、メロウなウッディー・スウィートを香らせて、ロマンチックなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。
調香は、このブランドの「インセンス」や「レザー」なども調香しているメラニー・ルロワです。

ベーシックなスパイシー・ウッディー系で、ビター・スウィートの中ではビターさが特徴的な香りといえそうです。オー・ド・パルファン(EDP)でそこそこロング・ラスティングなところが好ポイント。どちらかというと春夏のシーズンにマッチすると思います。スーツやジャケットなどのスタイルに合わせるのがベターかもしれません。
ウードはスモーキーな香木ですが、そのウードをコンセプトにした香水は、ありとあらゆるブランドから発売されておりますので、香りを比較してみるのも一興かもしれません。おなじニッチ系という意味では、アジマル、モンタル、トム・フォードのプライヴェート・ブレンドなどのウード系が代表的です。

ボトルやボックスは、マスプロ感のあるデザイン。ボックスはパカっと開ける仕様で、価格に見合った造りといえる感じです。ボトルは底の厚いガラスが、なかなかクラッシーです。


直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
目に入ったときは、直ちに洗い流してください。


香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。
極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。



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