フランスを代表するファッション・ブランドのひとつで、1946年からつづく「クリスチャン・ディオール」。
クラシカル・モダンなハイ・フェミニンのオートクチュールで、時代を変えるセンセーショナルな仕事を成し遂げ、当時から現在まで変わらずステイタスを保持している、数少ないハイ・メゾンでもあります。2017年からはモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンの完全子会社になりました。

こちらは、そんなクリスチャン・ディオールのフレグランス・ラインから、2016年に発売されたレディス香水です。オリジナルは1985年に発売された「プワゾン」で、今回はそのシリーズ物の中の一品となっております。
こちらはオー・ド・パルファン(EDP)で、2017年にはオー・ド・トワレ(EDT)版も発売されております。そつのないマーケティングで大ヒットした香水で、日本でもすこし話題になりました。

香りは、濃密なバニリック・スウィートの香調がベース。ガーリーよりはセクシー寄りなアイテムにしあげられております。
ビターオレンジやレモンなどが、シアーなシトラス・ノートを香り立たせるトップから、
ダマスク・ローズ、グラース・ローズ、オレンジ・ブロッサムなどが、ふんわりとしたフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはバニラ、トンカビーンズ、アーモンド、バルサム、サンダルウッド、カシュメラン、ヘリオトロープなどが、コクのあるバニリック・スウィートを香らせて、グラマラスなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。

調香は、2021年までの専属調香師で、「ジョイ」やディオール・オム・シリーズなどを手がけたフランソワ・デュマシー。プロデュースは親会社のモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンです。
バニラとトンカビーンズが早めに香る印象で、秋冬のシーズンのムーディーなシーンなどにマッチするかもしれません。オー・ド・パルファムでとても濃くてロングラスティングなところが魅力的です。
ボトルは、元祖プワゾンのデザインをアレンジしたもの。ボックスはいまいちですが、ボトルは上品なピンク・レッドの香水色がチャーミングで、いいデザインです。


直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
目に入ったときは、直ちに洗い流してください。


香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。
極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。



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